2020-02-09 「後白河院」井上靖著 昭和四十七年発行の古書を精査した。 平安時代から鎌倉時代へと大音響を伴い変化する。政(まつりごと)が朝廷から武家へと。第一部は蔵人が内府 藤原兼実に 第二部は藤原俊成の娘が建春門院の女御として後白河院を 第三・四部は内府藤原兼実が 間近の院を語る。時代を動かした平清盛等の平家一門 木曽義仲 源頼朝*義経等 の息遣い迄もが伝わる。