for Irving

師Irvingに捧ぐ

2020-04-17から1日間の記事一覧

山本周五郎短編−2

「古今集巻之五」 65首からなる巻第五秋歌下はいきなり著名歌から始まる。 249 文屋康秀 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ 277 凡河内身弓恒(身と弓で一文字) 心あてに 折らばや折らむ初霜の 置きまどわせる白菊の花 294 業平朝臣 …

山本周五郎の短編

長編は「樅木はー」は表現や展開に参考になり 読む度に新たな感動を呼ぶ魅力に溢れていて好ましい。「虚空遍歴」が身につまされる共感が堪らない。中編というか「さぶ」などは書いてみたい身近さの魅力に溢れている。 そこにゆくと短編は珠玉の作品が多く一…